起立性調節障害の治し方は?食事療法を含めた5つの治療法

暮らし気になる

思春期の子供に多く見られるようになった「起立性調節障害」。症状を的確に把握し、検査を受けて診断が下れば、日常生活での対応が必要です。

最初から内服薬が処方されることはあまりなく、食事法や日常生活の過ごし方にちょっとした工夫を取り入れることで、症状が軽減すると言われています。

今回は薬に頼らない、 起立性調節障害の治し方(治療法)について、まとめてみました。

起立性調節障害の症状や原因については、下記の記事をご覧ください。

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起立性調節障害の治し方(治療法)

軽症だと内服は必要なく、日常生活で症状緩和のためのポイントを理解して取り入れることで、少しずつ生活しやすいリズムを作れるようになるようです。

「薬はないの?」と思われるお母さんもいらっしゃるかもしれませんが、治療法としてすぐに薬が出るわけではないようです。内服薬が出る場合があっても、それは対処療法で即効性はないとのこと。

薬を飲みすぎるのも体への負担が大きそうで、それはそれで親としては心配ですよね。

日常生活で、なんとか子供が以前と同じような生活リズムを取り戻せるように頑張りたいですね!具体的には、下の5つが挙げられます。

水分、塩分を摂る(食事療法)

食事以外に2Lの水分と、食事を通して10gの塩分を摂りましょう。

起立性調節障害の子どもは、血液量が少ないので、循環している血液量を増やすために、水分と塩分をしっかりと摂る必要があります。

食品の中に含まれる塩分量としては下の図などを参考にしてください。

高血圧の方は塩分控えめに!と言われるところですが、起立性調節障害の子の場合は意識して塩分を摂る必要があります。

1日3食、おいしいと感じるくらいの味がついている食事をすれば1日7g程度の塩分は摂れていますが、起きられずに朝食を抜かしてしまうとその分が不足してしまうので、意識的に塩分を摂るようにしましょう。

日中は体を横にしない

自律神経系は、人間が活動をしやすいように、様々な体の状態を調節しています。

起床後も寝転んでいると、自律神経系がその寝転んだ姿勢にあうように体を調節しようとします。すると、さらに起立しづらくなるという悪循環を生んでしまうので、日中は体を横にしないようにすることが大事です。

立ち上がることができなくても、座ったり、どうしても寝たい時は上半身をあげるようにするなどして頭の位置を心臓よりも高くし、 自律神経が 高い位置に血液を送るための調節を忘れないようにすることが大切です。

ゆっくり立ちあがり、長時間の起立は避ける

起立性調節障害の子どもは立ち上がるときの調節が苦手なので、急に立たずにゆっくり立ち上がり、うつむきながら起立して最後に頭を上げるようにします。

長時間同じ姿勢で起立していると下半身に血液がたまり、頭の血液が不足がちになります。

長時間の起立はできるだけ避け、どうしても立っている必要があるときには、足を動かしたり、クロスさせたりしましょう。下半身にたまっていた血液を筋肉で押し戻すことができます。

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周りが理解・協力する

自律神経系は心の影響を受けやすいので、ストレスは症状が悪化する大きな要因になります。

本人は、症状がひどく学校に行けないことを非常につらく感じています。その苦しみを理解し、頑張っていることを評価することがとても重要です。

「午後からなら登校できる」「行事や部活動なら行ける」「遊びになら行ける」などは、体調が万全でないときの起立性調節障害の子どもには良くあることです。

「学校には行かずに遊びにだけ行くなんて!」と、頭から叱るのではなく、本人が心の負担なくこれらができるように、また、症状があっても充実した生活ができるように、周囲で協力して見守ることが、症状改善の大事な方法のひとつです。

夜にスマホを触らせない

これは現代病の一つですが、スマホ依存も問題の一つです。子供がスマホを持つことにより、夜遅くまで端末を凝視する傾向にあります。そうすると嫌でも頭が活性化しいつまでも寝れない状態が続きます。
そして結果的に寝るのが遅くなり、朝も起きづらくなるという悪循環に陥ります。

少なくとも夜9時以降は電子機器を触らせないようにしましょう。

起立性調節障害の治し方(治療法)まとめ

朝起きられない病気で、傍から見ると「怠けている!」「ボーっとして!」と叱りたくなるかもしれませんが、それが病気であれば話が別です。

朝からの子供の様子がおかしいことが続く場合は、まずは病院に診せ診断を受けましょう。起立性調節障害だと診断されたら、まずは日常生活の見直しから始めましょう。

ではここでもういちど治療法のおさらいです。

  • 水分、塩分を摂る
  • 日中は身体を横にしない
  • ゆっくり立ち上がり、長時間の起立はしない
  • 周りが理解・協力する
  • 夜にスマホを触らせない

本人は朝起きて学校に行きたいのに、体がどうしても言う事を聞かない。それなのに周りからは怒られる、そんな状況では本人もどんどん心を閉ざしてしまいます。

周りが理解して、本人に寄り添ってあげられるといいですね。

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