GASSHOW (illion)の歌詞の意味は?鬼滅の刃の歌?

2013年にリリースされた楽曲「GASSHOW」が今、再熱しています。

元々、GASSHOWは野田洋次郎さんのソロプロジェクトであるillionが、東日本大震災をきっかけに作った楽曲です。

その「GASSHOW」が、アニメ『鬼滅の刃』を個人が編集し再構成したMAD動画に使われたことで、再び「GASSHOW」熱が上がってきているのです。

なぜ『鬼滅の刃』のアニメに「GASSHOW」が使われたのでしょうか。

その「GASSHOW」の歌詞の意味と共に考えてみました。

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「GASSHOW」歌詞と楽曲が作られた背景

野田洋次郎さんはillionという名で楽曲を作った時の思いとして

(東北の)震災という出来事で感じたあのもどかしさ、眠れなさ、あの心臓のバクバク、失われたたくさんのもの、やがて忘れてしまうだろうあの瞬間を、どうしたらいいかわからなくて、ひたすらスタジオに入って曲に閉じ込めた

と言われています。

私も東日本大震災の報道を見て感じましたが、連日報道される、現実とは思えないような光景を目の当たりにして、すぐにでも行動したい・でもできないもどかしさ、

助けに行ったとて少しも助けにならないのではないかと思わせるような自然の偉大さ・恐ろしさ、それでも何とかしたい、この現実は忘れてはならない、そんな思いで作られたんだなと共感します。

「GASSHOW」題名の意味

ある方がこのように言われているのがtwitterに上がっていました。

野田洋次郎さんが、東日本大震災で被災されたすべての方々へ、敬う敬いの意味での合掌、そしてまた、命を乞う人々の声が合唱にもなぞらえる、そんな思いが「GASSHOW」という曲の題名に込められているのかもしれません。

合掌の意味

合掌について、意味を調べると

右手は仏の象徴で、清らかなものや知恵を表す。左手は衆生、つまり自分自身であり、不浄さを持ってはいるが行動力の象徴である。両手を合わせることにより、仏と一体になることや仏への帰依を示すとされる。


仏教徒は、あらゆる挨拶において合掌をするが、特に他人に向かって合掌をすることは、その者への深い尊敬の念を表す。

wikipediaより

とあります。

合掌合唱、どちらの意味も当てはまるがゆえにGASSHOWのアルファベットにされたのかもしれませんね。一つの言葉に色んな意味を乗せることのできる野田洋次郎さんを改めて凄いと思います。

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「GASSHOW」歌詞の意味

少し古い表現のある歌詞、その意味を見ていきたいと思います。著作権法に違反するので、歌詞全部を載せることは出来ませんが、

猛(たけ)た波が喰らふは千の意思と万(よろず)の生きし

とはまさに「荒れ狂った津波が奪ったのは、多くの意思と命」というように、津波の事のように取れます。

御霊(みたま)と一片の祈り八百万(やおよろず)掬(すく)い給えと
その裂けた命乞ふ声さへも 海に響く鼓膜なく
今も何処(いず)かの海で 絶へず木霊し続けるのだろう

「消えそうな命を乞う声さえも津波に聞こえるわけもなく、その声は今もどこかの海で絶えず叫ばれ続けているのだろう」

果てた陸に何を唄へば再び光は芽吹く
今はこの調べを蒔(ま)いて彷徨う友が帰る道しるべとして

「津波が去り、すべてが無くなった場所に、どんな言葉やどんな歌を唄えば生きる希望が湧いてくるのか。今はそれを探りながらも、帰るために彷徨っている友が帰る道しるべとなるよう唄い続ける」

この部分が、GASSHOWの「合唱」と取れる所以のような気がします。

君の御霊と引き換えに得たこの身のすべては形見だから守り通すよ
はじめてだよ 跡形も無い君に
声を振るわせ届けと願うのは

ここも津波を連想させます。

津波の被害に遭われた方は、まだ行方が分からない方も大勢いらっしゃいます。

その方々にも、生き残っている私たちは懸命に生きていくのだという意思が伝わってほしいという言葉で締めくくられています。

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「GASSHOW」は鬼滅の刃の歌?

冒頭でも触れたように、「GASSHOW」は鬼滅の刃の歌ではありません。

MAD動画でたまたま使われただけなのですが、それでも曲の雰囲気などどこか鬼滅の刃に合っているのはどうしてでしょうか。

歌詞を見ると分かると思いますが、古文的な表現が用いられていることもあり、少し聞いただけでは現代の歌ではなく昔の歌のように感じられます。そこも大正時代が舞台の「鬼滅の刃」に合っていると感じる方が多いのかもしれません。

また、鬼滅の刃の動画にGASSHOWが使われるようになったきっかけを作った最初のMAD動画の制作者は、「GASSHOW」が東日本大震災を描いた曲であることを理解した上で同曲を使用したとのことで、

鬼は津波と考えて作りました 炭治郎達のように鬼に立ち向かい、諦めずに生きる姿に感動したので作らせていただきました。

あの震災があったということを忘れないでほしいです

とコメント欄に記載し、結んでいるようです。

(関連のある記事として、鬼滅の刃のモデルだと言われている神社についての記事はこちらです)

また、無限城のモデルでは?と話題になっている旅館について、その世界観が素敵です。

その記事はこちらです。

また、竈門神社の御朱印についてまとめた記事はこちらです

「GASSHOW」歌詞の意味まとめ

野田洋次郎さんの、東日本大震災(その他あらゆる自然災害)の被災者に向けての鎮魂の意を込めて作られている楽曲が、今、別の形がきっかけで話題になっていることについては賛否両論あるようです。

それでもGASSHOWという歌が2013年から時を超え再び多くの人に認識されることで、自然災害の恐ろしさや犠牲になった方々を絶対に忘れない、忘れてはならないという野田洋次郎さんの本来の楽曲を作った想いにもつながるのではないでしょうか。

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