ぺこぱのツッコミ名言集【否定しない優しいツッコミ】

テレビ気になる

昨年のM-1グランプリ2019で惜しくも3位ながら、かなりの好印象をのこした「ぺこぱ」さん。

漫才のツッコミと言えば、ボケに対してそれを「なんでやねん」と否定することが多いと思いますが、ぺこぱさんのツッコミはそうじゃないんです。

相手のボケに対して全力で肯定することから始まります。

それがとても新鮮で、上沼恵美子さんも大絶賛でした。

その優しいツッコミはどのようなものなのか、思わずくすっと笑ってしまうツッコミを名言集としてまとめました。

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ぺこぱのツッコミ名言集【タクシー編】

時を戻そう。
(タクシーにぶつけられた時)
どこ見て運転してんだよ…って言えてる時点で無事でよかった。そうだろ?無事であることが何より大切なんだ。
(2回目にタクシーにぶつけられた時)
2回もぶつかるってことは俺が車道側に立っていたのかもしれない。もう誰かのせいにするのはやめにしよう。
(タクシーの音がブーンでなくスーンだった時)
いやブーンじゃなくてスーンの車がもう街中に溢れてる。
(タクシー運転手に『新宿駅は何ですか?』と言われてしまった時)
いや知らねー…んだったら教えてあげよう。そうだろ?知識は水だ。独占してはいけない。
(その信号を右って言ってるのに左折を繰り返された時)
いや右だっつってんのに何で3回も左に曲がると…右になってる。すごいよ運転手さん。
(ナビがないからナビしてあげたのに『ナビ付いてるから大丈夫です』と言われてしまった時)
いや俺がナビしてた時間返せよ…って言って実際に時間が返ってきたよーって人いないだろ?できないことを求めるのもやめにしよう。
(タクシー運転手が急に仮眠しだした時)
いや休憩は…取ろう。働き方を変えていこう。
(再び休憩を取った時)
さっき取った休憩は短かった。そうだろ?日本人は真面目で勤勉だけど、休憩を取らなさすぎだ。だから他の先進国に比べて労働生産性が低いんじゃないのか。働き方改革って法律でどうこうできる問題なのか?なぁお前はどう思う?
(運転手がハンドルを持たずに運転している時)
いやハンドルを握らなくていい時代がもう目の前まで来てる。
(芸人だと言ったのに『野菜のナスかと思いました』と言われた時)
いやナスじゃねぇ…とは言い切れない色合いだ。ヘタも付いている。

挙げたらキリがないのですが、素晴らしい受け入れだなと思います。

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ぺこぱのツッコミ名言集【席を譲る編】

(相方がステージに背を向けて自己紹介を始めた時)
いやうしろに向かってしゃべった声が壁に跳ね返り確実にみんなに届いてる。
(お年寄りに席を譲るネタで自分がお年寄り役をやっているのに相方もお年寄りをやりだして自分が席を譲られてしまった時)
いやお年寄りがお年寄りに席を譲る時代がもうそこまで来てる。そうだろ?これが日本の現実なんだ。
(おじいさんがパラパラを踊りだした時)
いやおかしいだろ…って言えるのもあと30年だ。
(相方が間違えておじいさん役をやっていたことがわかった時)
いや間違いを間違いと認められるようような人になろう。そうだろ?間違いはふるさとだ、誰にでもある。
(おじいさん役の相方が”顔がドアに挟まれるボケ”をした時)
いや漫画みてぇなボケしてんじゃねぇよ…って言うけどその漫画って何ですか?もう適当なツッコミを言うのはやめにしよう。
(おじいさんに席を譲ったはずがなぜか自分がおじいさんの膝の上に座らされた時)
いやおじいちゃんの膝の上は懐かしい。あの頃を懐かしがろう。
(電車に宇宙人が乗り込んできた時)
宇宙人が電車に乗ってくるってことは宇宙船が壊れてる可能性がある。移動手段を失ってる。助け合っていこう。
(『時を戻そう』という台詞を宇宙人に言われてしまった時)
いや宇宙人が戻したっていい。
(席を譲ろうとしたのに『うるせぇハゲ!』と言われてしまった時)
いやハゲてねぇのは今だけなのかもしれない。先のことはわからない。
(電車にゴリラが乗り込んできた時)
いやゴリラが乗ってきたら車両ごと譲ろう。命を守ろう。
(『いいかげんにしろ』を相方が言っちゃった時)
いやお前が終わらせたっていい。

本当に面白いですよね。

こんなに全力で肯定出来るのかという程、受け入れツッコミです。

また、最近ではTwitterでも、ぺこぱの優しいツッコミを子育てに見立てて漫画を描いている方がいます。

子育て中の大変さと、それを受け入れるぺこぱの受け入れツッコミがすごくマッチしていて思わずにっこりしてしまいます。

ちなみに、ぺこぱのしゅうぺいさんについての記事はこちらをご覧ください。

同じくM-1グランプリ優勝者のミルクボーイに関する記事はこちらをご覧ください。

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ぺこぱのツッコミ名言集【否定しない優しいツッコミ】まとめ

優しいツッコミを名言集としてまとめてみました。

今の時代は、性別や考え方、特性など多種多様な人物や事柄を受け入れることが求められる時代になってきていて、それが当たり前になりつつあると思います。

(昔はそうではなかったですもんね。みんなと同じことが求められていたように思います)

そんな時代だからこそ、ボケを優しく受け入れてツッコむぺこぱさんのボケツッコミが評価され、あんなに大絶賛されているのだと思います。

ぺこぱさんの漫才に、みんなホッコリして、ホッとするのではないでしょうか。

私も大好きなファンの1人です。

ぺこぱさんの漫才、これからも楽しみにしています。

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