2020年2月4日放送の「教えてもらう前と後」で夫婦げんか回避術が放送されました。
大泉洋さんと小池栄子さんがゲストです。
教えてくれるのはコピーライターの佐々木圭一さん。
佐々木さんは伝え方の技術をもとに、実際に人が動くキャッチコピー・CMをつくるプロです。
伝え方ひとつで、日常の些細な喧嘩もなくなるというのですが、どのような伝え方なのでしょうか。
教えてもらう前と後|夫婦げんか回避術!伝え方の極意とは?
佐々木さんは「魔法の伝え方」と称して3つの提案をしてくれました。
その伝え方を一つずつ見ていきましょう。
2択のお願い
休日、ご主人に家事をしてもらいたい時は、「掃除か洗濯物畳むの、どっちかお願いできる?」と選択肢を増やして聞いてみるといいそうです。
選択の自由を与えると、「こっちは嫌だけどこっちならいいか!」と、やってもらえる可能性が高くなります。
2択のお願いは、大人だけでなく、子どもにも有効だそうで、遊んでばかりの子どもに、お風呂にするかご飯にするか選ばせると、すんなり行動します。
確かに、子どもに2択でお願いしたときは、嫌々でも動いていたのを思い出します。
せっかく頼むのだから、どちらを選んでも助かる選択肢で言いましょう。
嫌いなこと回避
ご主人に注意したいことがある時は、嫌いなことをあえて言うこと。
漠然としていて「ん?」と思うかもしれませんね。
例えば、ご主人がトイレをした後に、便座をあげたままにしてほしくない時は
「トイレのふたを開けっぱなしにすると、金運が下がるらしいよ」
というと効果的なんだそうです。
実際に大泉洋さんが奥様に「ドアを開けっぱなしにする運気が下がる」と言われて以来、きちんと閉めるようになったそうです。
実際の声を聴くと「なるほど」と思いますね。
また、スマホを手放さないご主人には、
「スマホを使いすぎると、スマホ猫背で老けて見えるらしいよ」
と言うと軽減するとのことです。
やはりポイントは、ズバリと言わずに「こうなると嫌でしょう?」ということを挙げて、「それを回避するには○○するといいよ」、とアドバイス的に言う、という事です。
上手に人間の心理を突いている感じがしますね。
毎日一緒にいる相手ですので、出来ればお互いに嫌な思いをせずに過ごしたいですよね!
ちなみにポストに「チラシお断り」と意思表示したい時には「チラシお断り」に加え、「不要なチラシは着払いで返送します」と書いておくと激減するそうです。
「一緒に」は魔法の言葉
せっかく家事をしてくれたご主人でも、「まだまだだなー」と少し突っ込みたくなる時ありますよね?
でも、あんまり言うと、次から家事をしてくれなくなるかも・・・という不安から、なかなか指摘できずにいる人も多いのでは??
私もそうです。
「仕上がりに関係なく、してくれたことに感謝」と思い、ダメ出しは言わないタイプです。
でも、それでもあえて言う時のお勧めの言葉があるそうです。
それは、
「一緒に」という言葉だそうです。
「もっとうまいやり方があるから一緒にやってみない?」と言ってみる。
そうすることで、「指摘された」ということよりも「やってもいいかな」という気持ちにさせることが出来ます。
せっかくお皿を洗ってくれたご主人に、「雑じゃない?」と言っては怒らせてしまいますよね。
今後の事を考えて、「一緒にやろう」と誘い出し、正しいやり方を教えるのも手ですよね!
これは子どもにも効果的だそうで、片づけ等をさせる時も「一緒にやろう」というと、短時間で片付けができるようですよ。
教えてもらう前と後|夫婦げんか回避術を教えてくれた佐々木圭一さんはどんな人?
2014年にクリエイティブブティック「株式会社ウゴカス」を設立し、日本のコミュニケーション能力をベースアップさせることを、ライフワークとしている佐々木圭一さん。
でも最初から順風満帆だったわけではなく、博報堂入社当時はなかなかキャッチコピーが作れずにダメダメ社員だったそうです。
それがだんだんとコトバについての研究を経てヒット連発のコピーライターに。
膨大な量の名作のコトバを研究し、「共通のルールがある」「感動的な言葉は、つくることができる」ことが分かった佐々木さんは、心を揺さぶる「伝え方の技術」を本にします。
それが「伝え方が9割」という本です。
コトバを学べば、発する言葉が一瞬で強くなり、人生が変わるそうです。
人間にとって「言葉」は切っても切り離せないものですので、これを機に勉強してみようかな、という気分になりますね。
教えてもらう前と後|夫婦げんか回避術!伝え方の極意とは?まとめ
言葉はとても大事なものですよね。
人を喜ばせることも出来れば、不快にさせてしまう事もある。
どうせ同じ「言葉をかける」のであれば、お互いに嫌な気持ちにならない言葉かけを意識したいですよね。
なかなか毎日意識しておくことは難しいとしても、少しずつ実践することで、意外な反応が待っているのではないでしょうか。
佐々木さんの伝え方の極意、ぜひ真似してみたいです。
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